NMNの市場拡大に注力/阿部養庵堂薬品
新ブランド「養庵堂」シリーズを展開
阿部養庵堂薬品(東京都足立区)は、今年5月に株式会社ノルデステから社名変更し、新ブランド「養庵堂」シリーズを旗印に国内外での販売拡大を目指している。
「養庵堂」シリーズは、医療機関が求める安全性をクリアしたNMN原料「N-Pro」を使用。さらに、NAD+を長時間にわたって補給できる独自の「ロングエフェクト処方」を採用するなど、体感性を徹底的に追求していることが特徴だ。
ラインアップは、1日当たり3gという圧倒的な量を配合した「養庵堂NMN90000」【写真】を筆頭に、1日当たり1gを摂取できる「30000」、スタンダード品の「18000」、美容サポート成分を配合した「18000 Beauty」、葉酸や鉄、植物性乳酸菌などを配合した妊活~授乳期向けの「18000 Pre‐Mother」、続けやすい価格のエントリーモデル「9000」など。
年末は高級グレード品のリリースを予定するなど、ラインアップを随時拡大していく予定だ。
NMN、の機能性については、徳島大学や鳥取大学などの学術機関と共同で研究を続けてきた。
今春には、徳島大学と共同で健康な男女19人を対象とした臨床試験を実施し、NMNを1日当たり3g摂取した場合の有効性と安全性を確認。特に、血中NMNおよびNAD+濃度の上昇、コレステロール値の低下、「瘦せホルモン」といわれるアディポネクチンの増加などが認められた。
さらに、同社ではこのほど京都大学と共同研究に関する契約を締結。DNAメチル化のレベルから「生物学的年齢」を測定し、NMNの効果を〝見える化〟するための研究を行っていく。
同社の阿部朋孝社長は「当社の創業は、初代・阿部養庵が越智松平家の藩医に着任した1731年に遡る。明治時代には調剤薬局、昭和・平成期には健康食品原料の卸売を生業とするなど、当社では290年にわたって人々の健康のために挑戦を続けてきた。こうした創業の精神にコミットすべく、社名変更を決意した」と意気込んでおり、今後は「NMNの養庵堂」として国内外での認知拡大に取り組んでいく考え。
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