メタボ対策でりんごファースト推奨

「11月5日はいいりんごの日」青森県りんご対策協議会がセミナー

　青森県産りんごの魅力について情報発信を行う一般社団法人 青森県りんご対策協議会（青森市）は10月17日東京都内で「11月5日はいいりんごの日～スーパードクター3人が語る“医者を遠ざけるりんごのパワーとは”」をテーマに、りんごの持つ健康効果などを紹介するメディアセミナーを開催した。

　「内臓脂肪対策には『りんごファースト』の食事を」と題した池谷医院の池谷敏郎院長は講演で「1日のはじめにりんごを食べる」や「1日3食の食事のはじめにりんごを摂り入れる」といったりんごファーストを推奨。りんごの中には不足しやすい食物繊維、血圧を下げることに役立つカリウム、ビミタンCやβ‐カロテンといった抗酸化作用を持つ栄養素などが豊富に含まれていることを紹介した。

　また「りんごは医者いらず」といったことわざがあるが、近年医学的なエビデンスがそろってきていることにも言及し、りんごに含まれるプロシアニジンというポリフェノールによって血糖値や脂質の上昇抑制が期待できるとした。 講演ではこのほか「りんごで腸から健やかで美しい身体に！」「美の栄養たっぷり！りんごでウェルビーイングな生活を」なども披露された。