プリズマ2020対応、オリーブ素材が好調/ネキシラ
機能性表示で「酸化LDLコレステロールの抑制」を表示
有機JAS対応素材などプレミアムな原料を提案するネキシラ(東京都港区、☏03-6809-1380)では、有機JAS対応のオリーブ果実抽出物「オリ・オラ」が機能性表示食品の届出受理実績を持っている。
同品は、ヒドロキシチロソールを関与成分として、「血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が酸化され酸化LDLコレステロールになることを抑制させる機能」の表示で機能性表示食品の受理実績がある。昨年機能性表示食品のガイドラインが更新され、プリズマ声明2020への対応が求められているが、同社では研究レビューのプリズマ声明2020版へのアップデートが完了した。
「オリ・オラ」は、機能性表示食品対応以外にも差別化できる特徴を有しており、昨今引き合いは順調に伸びているという。大きな特徴として、
①コンパクトな配合量と優れたコストパフォーマンス
これにより、機能性表示食品に関して、副原料として少量配合してもヘルスクレームが謳えるため、ダブルヘルスクレームなどに対応しやすく商品の価格設定にも影響しにくい。
②耐熱安定性に優れている
水溶性の粉末タイプで熱処理90℃・pH3.7の環境下でも成分が安定するため、顆粒や打錠といったサプリメント剤形だけでなく、飲料や加工食品など幅広い食品に応用が利く。
③有機JAS、ハラール、コーシャ認証取得
品質や安全性の信頼だけでなく、昨今増加している東南アジア市場への参入においても、ハードルが低くなり、さまざまな国にも差別化原料として利用できるため海外向け製品にも使用しやすい
といった点が挙げられる。
オリーブオイルの健康に対するポジティブなイメージは広く浸透しているが、一方で機能性関与成分の含有量は限られている。そこで、本原料を含む機能性表示食品が関与成分をより効率的に摂取できることを資料により客観的に説明できるので、最終商品の販売時のマーケティングにおいて強みとなっている。
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