ユニキス、ルテインが機能性表示で伸長
原料の需要増とBCP対策で静岡県内に原料倉庫を新設
ユニキス(東京都中央区)は、フリー体ルテインとゼアキサンチンを5対1(20%対4%)の比率で規格した「ルテマックス2020」(インド・オムニアクティブヘルステクノロジーズ社製)を供給している。目の健康に関するヘルスクレームを中心に睡眠の質、一時的な精神ストレスなど計7つのヘルスクレームで機能性表示食品の届出受理実績があることから機能性表示食品を中心に採用が増えている。
同素材は、マリーゴールドの種子・栽培から抽出・製剤化まで一貫した管理の元に製造していること、輸入ロット毎に日本では許可されていない酸化防止剤等の分析を実施していること、安定供給体制の充実などが特徴。供給面に関しては、原料の需要増とBCP(事業継続計画)対策などを兼ねて静岡県内に原料倉庫を新設した。こうした品質面、安全性、安定供給に対する同社の誠実な取り組みも顧客から支持され、引き合いにつながっている。
機能性表示食品でのヘルスクレームは、最も多いもので、①「黄斑色素量の増加、維持(加齢により減少する黄斑色素量も可)」、②「コントラスト感度(色の濃淡を識別し、ぼやけ、かすみを緩和する視機能)サポート」、③「グレア回復(まぶしさから回復する視機能)サポート」、④「ブルーライトなどの光ストレスの軽減」、⑤「一時的な精神ストレスの軽減」、⑥「睡眠の質を高める」、⑦「眼の疲労感の軽減」の計7つ。この届出の採用文献7報とも「ルテマックス2020」を用いたものであり、文献の臨床試験全てと関与成分の同一性も一致していることから、人気となっている。
また、欧米を中心に世界的に「ルテマックス2020」のブランド認知が高まっており、今年4月開催の「健食原料・OEM展」では、「ルテマックス」の最新データや世界のトレンドについての企業プレゼンテーションを実施する。