抗肥満&二日酔い対策で酢酸菌抽出物を提案/中原

2024年3月4日

「飲みたい」需要に応える新素材

中原(さいたま市南区)では、独自のダイエット素材として「酢酸菌抽出物」の提案を強化している。

「酢酸菌抽出物」は、アセトバクター属の酢酸菌を由来とするアルコール脱水素酵素(ADH)とアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の混合物。通常、アルコールを摂取するとADHによってアセトアルデヒドに分解され、さらにALDHによって無毒な酢酸に分解されるが、処理しきれなかったアルコールやアセトアルデヒドが体内を巡ると酩酊や赤面、頭痛、吐き気などの不快な症状を引き起こす。

同時に、アルコールは体内で脂肪の燃焼や中性脂肪の分解に関与するSREBP‐1cやPPAR‐αの働きを抑制するとともに、脂肪酸を合成する酵素・AMPKの働きを高める効果もあるため、アルコールを摂取することで体内のさまざまな酵素に作用し、中性脂肪が増加すると考えられている。

一方、飲酒前に酢酸菌抽出物を摂取することでADHとALDHがアルコールおよびアセトアルデヒドの代謝を促進するため、酔いすぎを防止するだけでなく、体内での中性脂肪の増加を抑制する効果も期待できる。

同社では、アルコール対策とダイエットを同時に訴求できる新素材として酢酸菌抽出物の認知拡大に取り組んでおり、他のダイエット素材や肝機能対応素材と組み合わせた処方開発などにも力を入れている。

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