高性能の浄化技術で提案強化/ドクターズ・マン
2024年4月9日
大学との共同研究で健康機能を複数確認
ドクターズ・マン(横浜市青葉区)は、水素水サーバーなどの水素発生器の開発・販売を行っている。
中でも主力である「H2so-nano」は、高性能の浄水機能で、残留塩素の除去や除菌を行っており、特許技術のパプリング溶存で良質な高濃度水素水の提供を実現している。また24時間稼働ができる点もアピールポイントとしている。
ICカードや顔認証、指紋認証などの様々な認証システムにも対応しており、現在フィットネスジムや、美容サロンなどに向けて提案を行っている。特にフィットネスジムでは、運動前後の水素水摂取によって疲労感の軽減や、運動パフォーマンスの向上に効果が期待されており、利用者からも高い評価を得ている。
このほか、水素吸入機の販売も行っている。製造過程でのテストでは、約5万時間の使用でも結露の発生がなく、常に清潔な状態を保てることを強みとしており、半年~1年に一度のメンテナンスで長寿命を実現している。
同社の販売する水素吸入機は、慶應義塾大学医学部が推進する「水素吸入療法」と同等の血中水素飽和度2%の水素発生を実現しており、これに基づいたエビデンス構築にも力を入れている。東京医科歯科大学と慶應義塾大学医学部の共同研究によると、心停止患者に2%の水素添加酸素吸入を行った結果、死亡率の低下や意識の回復などの効果が確認された。このほか、NETs産生を抑制し炎症反応の改善、自律神経のバランス調整作用などが明らかとなった。今後は人工透析中の患者のQOL向上に向けた研究も行っていく方針だ。
今後は、マーケットに合わせた製品開発にも注力し、エビデンス構築も積極的に行っていく方針だ。
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