「超臨界プロポリス包接体」を提案/富士見養蜂園
「OEM展」で企業プレゼン実施
今年で創業60周年を迎えるプロポリス専業メーカーの富士見養蜂園(埼玉県志木市)は、超臨界抽出プロポリスをγ‐シクロデキストリンで包接した独自素材「超臨界抽出プロポリス」の提案を強化している。
「健食原料・OEM展2024」では、「超臨界抽出プロポリス包接体」をテーマにした企業プレゼンを実施する予定だ(24日16時40分~、第2セミナールーム)。
超臨界抽出プロポリスは、プロポリス原塊から超臨界流体の二酸化炭素を用いてテルペノイドやジテルペンなどの機能性成分を豊富に含む状態で抽出したもの。その製法に関しては、1991年に特許を取得済み。
「超臨界抽出プロポリス包接体」は、γ‐シクロデキストリンで包接することにより、プロポリスの有効成分であるアルテピリンCの吸収性を大幅に向上させていることが特徴。インビトロの試験では、がん細胞の増殖抑制効果【グラフ参照】や炎症性サイトカインの低減効果などを確認している。
プロポリス関連では、飲料やゼリーなど液体用途の「超臨界抽出プロポリス乳化液」、MCTオイルに溶解した「超臨界抽出プロポリス油」、フラボノイド類を豊富に含み、なおかつコストパフォーマンスに優れた「超臨界脱脂プロポリス」、プロポリス原塊から水と圧力で有効成分を丸ごと抽出した「ホールフーズオーガニックプロポリスFD末」などをラインアップ。いずれも共用バルクを使用することで、小ロット(100個~)、短納期(2週間~)での対応が可能だ。
また、同社では中国・仙芝楼グループが製造するオーガニック霊芝の国内総代理店を務めており、子実体のほかエキス末、破壁細胞粉、脱脂胞子粉などを取り扱う。いずれもβ‐グルカンやフラボノイド類などの有効成分を豊富に含むことが特徴となっている。
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