JIHFSが健食の安全性確保で新事業を公表

2024年6月13日

「原材料の安全性自主点検に対する認証」「原材料の安全性自主点検サポート事業」「輸入原材料GMP認証(GMP-IM認証)」開始へ

 一般社団法人 日本健康食品規格協会(以下JIHFS)(東京都文京区、℡03-5803-1565)は、令和6年通知(「錠剤、カプセル剤等食品の原材料の安全性に関する自主点検及び製品設計に関する指針(ガイドライン)」及び「錠剤、カプセル剤等食品の製造管理及び品質管理(GMP)に関する指針(ガイドライン)」)(令和6年3月発出)に基づき健康食品の安全性確保のための新たな認証事業などを開始する。

 JIHFSが打ち出した新規事業は、①「原材料の安全性自主点検に対する認証」、②「原材料の安全性自主点検サポート事業(安全性確認のための網羅的文献検索)」、③「輸入原材料GMP認証(GMP-IM認証)」の3事業。

 健康食品の安全性・品質確保のためには、「原材料の安全性と品質確保が不可欠」「原材料の自主点検での『文献検索結果に基づく評価』は、多くの場合は類似物質のデータに基づく推移であり、その評価に注意を要す」「製造方法の違い等を加味した原材料の安全性評価(場合により新規成分(原材料)として)が今後重要になる」といった認識が必要となる。

  こうした原材料の安全性・品質確保の課題を解決するため、JIHFSでは認証やサポートといった新たな事業に取り組んでいく。なお、輸入原材料GMP認証について、JIHFSではすでに2015年に規範を作成。規範には各種手順書、記録書等、必要書類のひな型がそろっており、すぐに認証準備に取りかかることが可能だ。新規事業は今年7月の開始を予定している。

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