PRISMA声明準拠のケトン体原料/大阪ガスケミカル

2024年6月17日

 大阪ガスケミカルではD‐β‐ヒドロキシ酪酸(D‐BHB)を「OKETOA(登録商標)」というブランドにて供給している。

 ケトン体の一種であるD‐BHBは主に糖質制限時に体内で産生され、全身の細胞に運ばれた後ATPへ変換される。また、様々な生理活性機能を有することが報告されており、注目を集めている。同社ではケトン体を直接体に取り入れることができる食品素材として提案を進めている。

 D‐BHB含有飲料(摂取量2・9g/日)を12週間継続摂取したところ内臓脂肪の有意な減少を確認。機能性表示食品では「BMIが高めの方の内臓脂肪を減少させる機能」で届出が受理されている(PRISMA声明2020準拠)。

 また、同量のD‐BHBを4週間摂取した試験では摂取前後の比較で起床時眠気、入眠と睡眠維持などのスコア改善効果が確認され、睡眠のヘルスクレームによる届出も視野に入れて研究中である。

 製品供給形態として液体と粉末のタイプがあり、ドリンクやゼリー、顆粒など幅広い剤型に向けて提案している。


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