第9回学術研究会をリアル開催/日本黒酢研究会

2024年7月11日

矢澤会長「黒酢の新しい機能の可能性を感じる」

 日本黒酢研究会(東京都中央区)は6月21日、日比谷コンベンションホールにて、「日本黒酢研究会 第9回学術研究会」を開催した。

 当研究会会長の矢澤一良氏は「現在機能性表示食品制度の見直しなど、健康食品業界は一見逆風に見えるかもしれませんが、そうではなく、より高度に進化しつつある状況であると考え、現状を乗り切るためにも食品の機能性の研究は重要になります。黒酢においても、今回の研究発表で新しい機能が見つかる可能性を感じさせており、非常に興味深く今後が楽しみです」とあいさつした。

 同会では、日本臨床栄養協会理事長の久保明氏による招待講演「エイジングサイエンスの臨床展開」を始め、北海道医療大学薬学部薬剤学の柴山良彦教授の「黒酢研究の40年とこれから」、熊本保健科学大学の申敏哲教授による「ラットの夜行性行動を用いた黒酢と黒高麗人参の抗疲労効果検討」、熊本大学大学院の首藤剛教授による「線虫Cエレガンスのミニ集団解析技術C-HASによる黒酢成分の健康寿命評価」などの講演が行われた。聴講者からの質問なども多く、有意義な熱を帯びた会となった。

 同会では、現在会員を募集しており、年会費1000円で加入できる。

■日本黒酢研究会HP

https://sites.google.com/view/kurozuken/home?authuser=0


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