【新データ】ナノ型乳酸菌で発毛促進効果確認/IHM

2024年7月18日

乳酸菌の摂取により腸管免疫が頭髪に好影響を及ぼすことを新たに発見

IHM(東京都品川区、https://www.ihmg.jp/kinou/)が取り扱う乳酸菌原料「ナノ型乳酸菌nEF(以下、nEF)」について、研究・製造元であるバイオ研(埼玉県狭山市)の研究によりマウスの発毛促進作用を確認した。

nEFは、Enterococcus faecalis KH2 株を由来とし、特許製法により分散性に非常に優れた、グラム 5兆個を規格した乳酸菌。nEFは回腸パイエル板や腸間膜リンパ節中の制御性 T 細胞を増加させる働きがあることから、本研究ではnEFが発毛促進や毛髪の状態に影響を与えるのか検証した。

その結果、nEF摂取群はコントロール群と比較し毛包の細胞増殖に関与する Ki67 や Krt27 の遺伝子発現量が増え、発毛スコア・毛髪の長さ・太さが有意に増加した。さらにnEF摂取群は毛髪のキューティクルダメージ (リフトアップ) を改善する様子が観察された。

以上より、nEFの摂取は発毛を促進し、キューティクルのダメージを抑える効果が期待できる。
今後はnEFがどういったメカニズムで毛髪に影響を与えるかさらなる研究を進める。


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