液体・粘体分包機「FR5」が好調/三光機械

2024年8月1日

自動充填包装機のリーディングカンパニーである三光機械(相模原市中央区)では、液体・粘体充填機のフラッグシップモデル「FR」シリーズの提案に注力している。

最新モデルの「FR5」【写真】は、サプリメントから調味料や一口ゼリーなどの一般食品、化粧品、保冷剤など多彩な用途で活用されており、アフターコロナによる化粧品需要の増加やインバウンド消費の復調も追い風に、引き合いが増えているという。

「FR5」は、従来機よりもIoT機能を強化し、拡張性・多様性を大幅に向上させていること、剛性を強化した設計やテンション部分の精度向上により、安定性を一層高めていることなどが特徴。

充填量は1㏄~200㏄まで対応しているが、オプションにより最大500㏄まで充填することが可能。三方・四方シールおよび親子シールに対応するほか、デザイン性の高い型抜きのオプションも用意する。

1分間当たり400袋(仕様により最大600袋)の製造が可能だ。

また、オプション装置の「SS3」を導入することでシール面の粒噛みを防ぎ、長期的な生産ロスの改善やシールの強度向上を図ることができるため、製造現場からも高い評価を得ている。

このほか、主力のスティック充填包装機「FC1000」シリーズ、高速ロータリー包装機「SR」シリーズなど、多種多様な充填包装機やオプション装置を取り扱う。

「FC1000」シリーズは、スティックゼリーなどの液体・粘体やプロテイン、青汁など流動性の悪い微粉末の充填に対応しており、健食メーカーからの採用も多い。


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