「スマートパック」海外展開強化へ/VIVID
2024年8月15日
9月には健食GMP取得を予定
VIVID(横浜市都筑区)は、スタンド型アルミパウチ「スマートパック」【写真】および三方シールを用いたゼリー、液体分包のODM/OEM供給を行っている。
現在は健康食品GMP認証取得の手続きを進めており、今年9月にも完了を予定。GMP取得によって、昨今引き合いが増加している東南アジアをはじめとした海外向け製品の受託製造を一層強化していく方針だ。
主力製品の「スマートパック」は、国内のOEMメーカーとしては同社が唯一製造を行っており、ユニークで機能的な形状から人気が高い。
底辺にマチがあるため、店頭の棚に立てた状態で陳列できること、パッケージのデザイン性が高いこと、飲み口を手で千切るだけで容易に開封でき、なおかつ切り口が本体から分離しないため、ゴミが出ないことも特徴。内容量は10~70gまで対応しており、留め型を用いることで顧客オリジナルの形状にすることも可能である。
一方の三方シールは、スティックゼリーやペーストなどの用途で人気があり、内容量は5~30gまで充填できる。
いずれも企画・立案から美味しさと機能性を追求した処方設計、パッケージデザインまでトータルでサポートする。ビンやカンと比べて軽量で輸送コストを抑えることができ、ゴミも少ないことから、SDGsの観点でスマートパックや三方シールが選択されるケースもあるという。
同社・横浜本社工場では、24時間体制の製造ラインで安定した供給力を実現しているが、今後はさらなる生産キャパの拡大にも取り組んでいく方針だ。
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