「還元発酵乳酸菌」で悪玉菌対策を訴求/炭プラスラボ
新型コロナ、インフルなどの不活性化を確認
炭プラスラボ(横浜市港南区)は、独自の水素技術で開発したオリジナル素材「還元発酵乳酸菌」(登録商標)で腸内・口内フローラ改善を訴求する。
「還元発酵乳酸菌」は、厳選した12種類の乳酸菌とミネラル豊富な海洋深層水を最適な比率で配合し、樽中に水素を発生させながら複合培養し、さらに独自加工の濃縮ポリフェノールを含む梅エキスを添加したもの。独自の水素乳酸発酵技術によって良質なバイオジェニックスが産生されており、特に抗菌ペプチドを豊富に含むことが特徴だ。
同社の研究では、腸内の善玉菌増殖効果を確認しているほか、悪玉菌を抑制する効果があることも確認。インビトロの試験では、新型コロナウイルスをはじめ、インフルエンザウイルス、大腸内の悪玉菌であるウェルシュ菌や黄色ブドウ球菌、胃がんのリスク因子であるピロリ菌、虫歯菌(ミュータンス菌)、歯周病菌(ジンジバリス菌)など、あらゆる悪玉菌やウイルスを強力に抑制することを確認している。
その作用機序については、「還元発酵乳酸菌」に含まれる抗菌ペプチドがエンベロープ(脂質膜)を破壊することで、菌やウイルスを不活性化させると考えられている。
このほか、優れた抗糖化作用も確認されているため、アンチエイジング効果も期待できるという。
なお、口腔ケアの分野では「デンタルクレンズ乳酸菌」および「ブレスクレンズ乳酸菌」として商標も取得しており、1日当たり100mg以上の配合で最終製品に商標を表示することも可能だ。
今年4月には、製造方法に関する特許を取得。顧客からは、独自性が高く、既存の乳酸菌と差別化しやすいとして高い評価を得ている。
同社では「還元発酵乳酸菌」をベースに「エクオール乳酸菌」や「還元NMN」といった新素材も開発しており、要望があれば顧客オリジナルの素材開発にも対応する。
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