バイアル瓶のOEM提案強化/アダプトゲン製薬

2024年9月2日

「高級感」と「希少性」で高い人気

アダプトゲン製薬(岐阜県多治見市)では、高級感あるビジュアルと10ml・20mlの小容量という希少性で人気の高い「バイアル瓶」【写真】のODM/OEM供給に力を入れている。

ユニークな形状から既存商品との差別化を図りやすい剤形として引き合いが増えており、高級美容ドリンクなどに採用されるケースが多い。ラベルや化粧箱のデザイン作成にも対応。付加価値の高いオリジナルドリンクの開発を提案することが可能だ。

このほか、同社では大瓶、小瓶、ペットボトル、スパウトパック、紙パックなど、さまざまな形状の飲料が製造できるほか、醸造販売者の免許を取得しているため、健康酒の受託製造にも対応する。

最近では、720mlを中心に大瓶タイプの引き合いが多く、同社としても提案に力を入れていく方針だ。

飲料の受託製造のみならず、抽出・精製・濃縮・粉砕など原材料の加工設備も多数保有しており、原料開発のレベルから顧客オリジナルのドリンクを開発することや、顧客の持ち込み原料を飲料向けに加工することも可能。

自社原料では、ヒアルロン酸吸収用食品「ECM・E」や「有機コンブチャ(紅茶キノコ)粉末」などを取り扱う。

「ECM・E」は、美容・美肌、アトピー性皮膚炎改善など肌に関する有効性が多数報告されており、優れた体感性から高いリピート率を誇る。美容ドリンクに採用されるケースも多い。

「有機コンブチャ粉末」は、米国でセレブを中心にブームとなったことからダイエットやデトックスを訴求するドリンクやサプリメントに利用されており、安定した人気があるという。


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