デリケートゾーンに特化した化粧品原料/バイオジェノミクス

2024年7月2日

カンジダ菌の菌糸抑制作用、臭いの原因となる大腸菌の増殖抑制作用を確認

乳酸菌生産物質の製造・販売を行うバイオジェノミクス(長崎県大村市:biogenomics.co.jp)では、フェムケア素材としてデリケートゾーンにアプローチする化粧品原料「産道内(膣)乳酸菌エキスDL-8」を供給している。

同素材は、久留米大学医学部・産婦人科医との共同で開発。450株から厳選した妊婦の産道内乳酸菌8株を使用した発酵エキス。

有効性に関する研究では、カンジダ菌の菌糸抑制作用や、臭いの原因となる大腸菌の増殖抑制作用を確認している。デリケートゾーンに特化したエビデンスを持つ素材として引き合いも増えており、今後も新たな機能性の探索を続けていく。

2022年に新設した自社工場は一昨年、FSSC22000を取得し、安心・安全面でも顧客から高い評価を得ている。