NMN、機能性表示の新表示で拡販強化/TAメディカル

2024年8月20日

インフォームド認証も取得済みで安全性を担保

 TAメディカル(沖縄県那覇市、☏098-987-0559)は、7月26日付で同社のNMN原料〝WBNO(登録商標) NMN〟を用いた製品「バイタリ」【写真】の機能性表示食品の届出が受理されたことを発表した。

 機能性の表示は「高齢者の歩く力や握る力を維持することが報告されています」。NMNを機能性関与成分とした届出受理は、同品で2件目となる。

 従来のNMN製品は、美容向け製品が中心であったことから、今回の表示が高齢者向けまたフレイル対応の新ヘルスクレームとなっている点は、非常に新規性が高い。

 同社では、これまでもNMNに関して、さまざまな取り組みを行ってきており、2022年には国際アンチドーピング機構である英国・LGC社のインフォームド認証の原材料認証を取得。自社のNMN原料の安全性が国際的第三者機関で認められたことで、同原料の安全性を担保している。製品においてもインフォームドスポーツ認証を取得。アクティブシニアやスポーツ競技者、愛好者へ提案も進めていく。

 同社代表取締役の石川多加子氏は、「これらの取り組みが結実し、安全性、品質における評価が一層高まり、新規採用に繋がっている。また今後は、肌分野での機能性表示食品への届出も準備するほか、NMNと認知機能に関するエビデンスデータの蓄積も進めていく」と話す。

 同社のNMN原料の大きな特徴として、高純度 (HPLC法99%以上、定量NMR法98%以上)で、原料に含まれる極微量の不純物に関しても分析し、安全な成分であることを確認しており、遺伝子組み換えのリスクもなく、MSDS(化学物質等安全データシート)や成分純度表などの各種データも提供できる点が挙げられる。こうした体制は大手販売メーカーから高い評価を得ており、現在引き合いが増えているという。また合成法によるNMNであることから、品質も安定しており大ロットに対しても安定供給できる点も喜ばれているようだ。

 同社では、サプリメントだけでなく一般食品への提案も進めており、今後もNMNの普及を目指し拡販していく方針だ。


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