新素材「さくら乳酸菌」を上市/オリザ油化

2024年10月23日

エクオール産生、免疫向上、美容効果など確認

オリザ油化(愛知県一宮市)は、整腸、美容、免疫向上、エクオール産生促進などの作用を確認している新素材「さくら乳酸菌」を上市する。

「さくら乳酸菌」は、国内のシダレ桜の花から採取した独自の乳酸菌。ナノ化処理を施した殺菌乳酸菌のため、水分散性が高く優れた吸収性が期待でき、飲料や加熱工程を伴う食品にも配合できることが特徴。

その機能性については、ヒトモニター試験で整腸・便通改善作用を確認しているほか、動物試験では血中エクオール濃度増加作用、細胞試験では免疫賦活作用、コラーゲンおよびヒアルロン酸合成促進酵素の遺伝子発現増加作用を確認している。

同社では、「桜」に着目した独自素材として「桜の花エキス」を展開してきたが、その第2弾として「さくら乳酸菌」の提案を国内外で強化していく方針だ。

将来的には整腸関連の機能性表示をはじめ、ダブルヘルスクレームやトリプルヘルスクレームを視野に入れたエビデンスの取得に取り組んでいく。


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