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新規乳酸菌開発受託と独自菌の両輪で提案/LABバイオテック
800株以上の単離、地方自治体の乳酸菌開発の実績生かす
乳酸菌の原料供給・新規乳酸菌の探索・評価などを行う北海道大学発のスタートアップ企業であるLABバイオテック(札幌市北区、☏011-706-7543)では、新規乳酸菌の開発受託事業や独自原料である植物性乳酸菌「クラーク乳酸菌」の原料供給に力を入れている。
クラーク乳酸菌はプレミアムとタイプⅠの2種類をラインアップ。プレミアムは、北海道産の白カブ由来の乳酸菌で約1兆5000億個/g含有。細胞試験において抗アレルギー作用や免疫賦活作用を確認しており、免疫賦活作用においては特許取得済み。アレルギー抑制作用においても現在特許出願中だ。一方、タイプⅠは茄子由来など複数の乳酸菌を混合しており約6000億個/g含有。どちらも死菌体であることから一般加工食品など幅広く活用できる。
新規株の開発は探索から機能性試験、特許、商品化までトータルサポート
また、同社の事業において非常に特徴的な点は、新規乳酸菌の開発を受託している点が挙げられる。
北海道大学内の設備を活用し、新規乳酸菌の探索、同定、機能性の評価(スクリーニング)、データベース化、製品化まで一貫した対応を実現している。これまでに地方自治体の地域活性化を目指した地元農産物からの乳酸菌開発などの実績も持ち、800株以上の新規乳酸菌の単離を行っている【図】。
機能性試験においては、サイトカイン類の定量評価による免疫活性化、IgE抗体を介したアレルギー抑制、フェムテックなどにも関わるセロトニン試験、コラーゲン遺伝子発現量、サーチュイン1遺伝子、老化マーカー、抗肥満、抗酸化、血圧降下作用など、メカニズムや細胞試験から動物試験まであらゆる機能性試験のパッケージを用意しており、顧客のニーズに合わせた試験デザインを個別で相談できる体制を整えている。また、権利確保や特許申請においても対応できることも心強い点となっている。
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