14素材22ヘルスクレームで機能性表示対応/オリザ油化
新素材・新ヘルスクレームでの届出も続々
オリザ油化(愛知県一宮市)は、独自の機能性表示対応素材を多数ラインアップしており、これまでに14素材22ヘルスクレーム(25年2月時点)もの受理実績を積み重ねてきた。
主力素材の「菊の花エキス」および「オリザセラミド」については、PRISMA2020に準拠したSRでの届出が完了。他の成分についても順次PRISMA2020への対応を進めている。
新規成分では、シーベリーエキス(排尿)、藤茶エキス「リゾバイン」(ダイエット・肝機能)、「さくら乳酸菌」(整腸)、マウンテンキャビアエキス「ベグキャビア」(血糖値)、花椒オイル「サリバモイスト」(口腔ケア)、などの届出を準備中。
シーベリーエキスは、女性の過活動膀胱および男性の前立腺肥大を抑制する作用を確認しており、男女の排尿改善素材として提案を進めている。
排尿に関する表示に対応する成分はまだ少ないため、同社でも大きな期待を寄せており、早期の届出受理に向けて一層注力していく方針だ。
藤茶エキス「リゾバイン」は、抗肥満作用に関する大規模ヒト臨床試験が完了。新規性の高いダイエット素材として提案を強化している。
昨秋上市した新素材の「さくら乳酸菌」は、このほど、整腸作用に関する臨床試験が完了し、届出に向けた準備を進めている。「日本の桜由来」のイメージと確かな機能性で差別化していく考え。
マウンテンキャビアエキス「ベグキャビア」は、糖の最小単位であるブドウ糖(グルコース)の吸収を抑制する作用を持ち、αグルコシダーゼによる糖の分解抑制を訴求する桑の葉やサラシアなどとの差別化を訴求する。
花椒オイル「サリバモイスト」は、ヒト臨床試験で唾液の分泌促進効果やミュータンス菌(虫歯菌)の抑制作用を介した抗う蝕作用などを確認。口腔ケアの分野も対応素材が少ないため、差別化を図っていく構え。
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