ＴＨＣ分析可能機関・ネオサイエンスと連携

　CBD原料の販売・OEMを行うヒロインターナショナル（東京都渋谷区、☏03-3406-1091）では、今年から原料販売・OEM製造サービスのほか、検査サービスも含めたトータルサポートを行っていく。

　現在、新基準によりCBD製品には厳しいTHC残留量が定められており、CBD業界では、仮に製品からTHCが検出された場合、どの企業が責任を負うのかといった懸念から商品開発を悩んでいるという声も上がっている。ヒロインターナショナルでは、そういったトラブルから販売メーカーを守ることも考慮し、商品開発・製造段階までのトラブルにおいては、すべて同社で責任を請け負う体制を構築。販売メーカーにとって非常に心強いサポートを提供する。

　検査サービスでは、厚生労働省のホームページに公開されている検査機関の一つであるネオサイエンス（富山市）と連携し新基準に沿ったＴＨＣ検査を可能にしている。また、販売メーカーに寄り添った対応を心掛けており、より徹底して安全性を配慮したい企業には、原料輸入時のほか、製造時および使用期限設定までの経時変化試験など複数回検査を行うなどの個別のプランについても応じることができる。

　同社が取り扱う原料は、有機化学合成のCBDと天然のCBD、水溶性CBD原料。すべての原料は、昨年12月に施行された大麻取締法改正の新たな基準を満たした原料となっており、徹底した検査を行っている。

　OEM製造においては、2018年からCBD商品の開発・製造に携わっており、これまでにカプセル、打錠、ティンクチャ―、ドリンク、グミなどの食品剤形からハンドクリーム、フェイスクリーム、美容液、フェイスマスクなど化粧品、嗜好品剤形まで幅広く開発してきた。低予算でのサンプルワーク、化粧品や健康食品の経験から特殊資材の確保なども可能なため、クライアントのイメージにできる限り近づけることができる点も評価されている。

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