えんどう豆由来の植物性ミルク上市/アピ
2025年3月4日
牛乳の代替や製菓・製パンなど幅広く提案へ
健康食品受託製造最大手のアピ(岐阜市)は、えんどう豆をまるごと使用した新たな植物性ミルク原料「PEA糖化液」を開発。今春より原料供給およびODM/OEM供給を本格的に開始する。
「PEA糖化液」は、世界的に流通量の多い「黄えんどう豆」をまるごと使用。独自の糖化加工技術によって豆の風味を残しつつ、青臭さや不快な風味を取り除いていることから、牛乳を使用した食品の代替や製菓、製パンなど幅広い用途で活用することが可能だ。
アミノ酸バランスの良いタンパク質や食物繊維を豊富に含むこと、大豆やトウモロコシと比較して栽培に必要な水が少量であること、窒素系の肥料を必要としないため土壌汚染の懸念がないこと、非遺伝子組み換え・アレルゲンフリーであることなども特徴となっている。
同じく、糖化加工技術を用いて開発した「OAT糖化液(オーツ麦糖化液)」、「RICE糖化液(米糖化液)」に続く植物性ミルク原料の第三弾として提案を強化していく。
なお、「PEA糖化液」は3月11日~14日に東京ビッグサイトで開催される「フーデックスジャパン2025」で正式に発表される予定だ。
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