ガラクトオリゴ糖の新工場稼働/ウェルネオシュガー
2025年3月18日
数百トン単位での製造可能に
製糖大手のウェルネオシュガー(東京都中央区)は3月3日、ガラクトオリゴ糖を製造する新工場「美浜バイオプラント」(千葉市美浜区)の操業式を行った。
すでに2月からテスト生産を開始しており、今春にも本格稼働を予定。工場内は製造設備を順次拡張できるレイアウトとなっており、製造キャパは最大で数百トン規模となる見通しだ。
ウェルネオシュガーでは、ガラクトオリゴ糖を関与成分としたトクホ製品「カップオリゴ」や機能性表示食品「オリゴの王様」(現在は終売)などを販売してきた。
ガラクトオリゴ糖は、摂取目安量が少なく、スッキリとした甘さで料理などにも活用しやすいことが大きな特徴。「美浜バイオプラント」の操業によって供給能力が大幅に向上することから、BtoBの提案にも一層注力していく。
なお、「美浜バイオプラント」では来年度よりオーラルケア素材の「CI‐Dextran mix」（サイクロデキストラン）の製造も開始する予定だ。
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