エクオール乳酸菌、フェムケア領域で注目/炭プラスラボ

2025年3月18日

エクオールの補給+産生促進を訴求

 炭プラスラボ(横浜市港南区)は、炭・水素・乳酸菌など独自技術で開発したユニークな機能性素材を多数ラインアップ。最近では、大豆胚芽に水素と乳酸菌を掛け合わせた独自素材「エクオール乳酸菌」が近年社会的な関心が高まっているフェムケアの領域で注目を集めており、2024年の供給量は前年比150%に伸長したという。

「エクオール乳酸菌」は、12種類の乳酸菌と水素、海洋深層水を用いて大豆胚芽を発酵させ、エクオールの含有量を高めたもの。エクオールのほか、乳酸菌1000億個/g、ダイゼインなどの大豆イソフラボン1%以上、活性抗菌ペプチドなどを含有する。水素を発生させながら乳酸発酵を行う加工技術「水素乳酸発酵」については特許を取得しているほか、発酵に用いた海洋深層水は体内エクオール量を1.6倍に増加させる効果が報告されている高知県の室戸海洋深層水を使用していることも特徴だ。

最近では、通販ルートやエステサロン向けの引き合いが増えているといい、同社としても需要増加に対応すべく、さらなる増産に取り組んでいく。

ユーザーからは「ホットフラッシュなど更年期障害の症状が軽減した」などの体感が寄せられており、高いリピート率を誇っている。

このほか、12種類の複合乳酸菌と梅エキス、水素、海洋深層水を用いて開発した「還元発酵乳酸菌」の提案にも注力。同素材は、特徴的な働きとして「善玉菌の増加作用」および「悪玉菌の抑制作用」の両方を確認しており、新型コロナ、インフルエンザ、虫歯菌、歯周病菌などへの抗ウイルス・抗菌作用も明らかになっている。

なお、「健食原料・OEM展2025」ではエクオール乳酸菌の有用性について企業プレゼンテーションを実施する予定だ(22日13時15分~、23日13時50分~、いずれも第1セミナーステージ)。


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