プロテインの差別化に有胞子性乳酸菌/セティ
セティ(東京都千代田区)は、プロテインとの併用でアミノ酸吸収率を向上させる有胞子性乳酸菌「スポルス」、血中硝酸塩レベルを増加させパフォーマンス向上に寄与するアマランサスエキスパウダー「OXYSTORM(オキシストーム)」をスポーツ向けに提案している。
「スポルス」は、生きたまま腸まで届き、効果を発揮する有胞子性乳酸菌素材。
健康な男性70人を①プロテイン+スポルス摂取群、②プロテイン+プラセボ摂取群(プラセボ群)に分け、週4回のレジスタンス運動とともにそれぞれを60日間摂取させた試験では、スポルス群における血漿中遊離アミノ酸濃度およびBCAA濃度の有意な増加が確認されている。

さらに、下肢筋力の指標となる「レッグプレス」と「垂直跳び」で、パワーが増加したことも明らかとなった。
「スポルス」は整腸関連のデータも多数報告されていることから同社担当者は「プロテインの吸収効率向上とともに、腸内環境を整えることで体感をより得られることが期待できるのでは」と話す。耐酸性・耐熱性に優れ一般的な生菌と比べて幅広い製品に配合が可能な点も特徴である。
「オキシストーム」は東南アジアなどを中心に食用される植物・アマランサスを原材料とする水溶性の粉末素材で、硝酸態窒素(硝酸塩)を9%、カリウムを13%で規格する。
硝酸態窒素は生体のエネルギー供給や血管の拡張に関与している一酸化窒素(NO)の供給源となり、スポーツシーンでは持久力やパフォーマンス向上が期待できる。
臨床試験において、血中硝酸塩レベル増加や血流量増加、サイクリングタイムトライアルでのパフォーマンス向上…など多数のデータも蓄積。
体感性が評価され、海外では運動前に摂取するプレワークアウトのサプリメントとして広がっている。
↓↓↓ 購読(電子版・紙版)のお申込みは以下よりお願いします ↓↓↓