米サプリメント法立役者、ハッチ氏の功績

2022年5月24日

世界がサプリメントに注目するようになったのは、1994年に米国で法制化されてからだった。この「栄養補助食品・健康教育法(DSEA:Dietary Supplement Health Education Act)」。この法律成立の立役者となった二人の上院議員がいた。

 その一人が米国共和党の上院議員オイリーン・ハッチ氏だった(※写真出展はWikkipedia)。彼は貧しい家庭に生まれ、苦労して大学を出て弁護士になった。1976年42歳のときユタ州から立候補して上院議員となった。

 この法律の検討が始まった1984年頃には、上院の保健教育労働年金委員会の委員長となっていた。この検討が引き金になって、健康への効果を表示する製品が目立つようになる。さらに1980年代後半から、1990年代初頭にはこうした違法な表示が急増して問題になった。

※詳細は「ヘルスライフビジネス」(電子版・紙版)5月15日号にて掲載

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