中国のNMN、米FDAが世界初のライセンスを承認
2022年8月4日
中国・尚科生物医薬のNMN、米FDAが世界で初めて原材料ライセンスを承認
NMNの継続的な発展につながる、健康食品業界にとっても大きな朗報に
中国の尚科生物医薬(上海)有限公司(SyncoZymes(Shanghai)Co.,Ltd.)のNMNは今年5月17日、米国食品医薬品局(FDA)の専門委員会による厳格な審査を経てNDI(New Dietary Ingredients;新しい機能性食品原材料)として承認された。
同社の製品は、世界で初めて米FDAに正式承認されたNMN原料となり、米国で正式にヘルスケア製品の製造、販売ができるようになったということである。米政府のウェブサイト(https://www.regulations.gov/)で同社の英名“SyncoZymes”をキーワードに検索すると、“NDI1240 SyncoZymes(Shanghai)Co.,Ltd.のベータニコチンアミドモノヌクレオチド(β-NMN)”がヒットする。
米FDAのNDIは米国の栄養補助食品市場における重要な認証システムであり、栄養補助食品の分野における安全性、ラベルの信頼性、生産の標準化を監督するために1994年に正式に採用されている。米国では新しい栄養補助食品が毎年5,500以上発売されているが、NDIの承認件数は1994年から28年で1,300件に達していない。
尚科生物医薬は、NMN原材料で米FDAのNDIの承認を取得した世界初のメーカーとなったわけだが・・・
続きは「ヘルスビジネス チャイナ&アジア2022年8月号」に掲載