東北大学らの抗酸化素材「タキシフォリン」研究を紹介
東北大学や国立循環器病研究センターが抗酸化素材「タキシフォリン」の研究に注力
4/25、KHB東日本放送にてドキュメンタリー番組放送
高い抗酸化力と抗糖化力を持つ「タキシフォリン」。シベリアの永久凍土に生息するカラマツの樹木に含まれるフラボノイドだ。ロシアでは1950年代から広く知られており、1960年頃から国家レベルでの研究が行われ、その後1990年末から医薬品やサプリメントとして使用されている。
血流改善作用、毛細血管保護作用、血栓抑制作用、抗炎症作用などに関するさまざまな研究論文が発表されており、糖尿病などの生活習慣病、認知症、癌などへの効果も期待されている。
日本では、株式会社DHQ(さいたま市西区)がロシアのアメチス社のタキシフォリンの独占輸入契約を結んでおり、国内でのタキシフォリンのパイオニアとして、タキシフォリン原料「LAVITOL®」の原料供給やタキシフォリン含有サプリメントの販売だけでなく、国内の大学や医療機関などの研究機関との共同研究や商品開発も積極的に行っている。
4月25日にKHB東日本放送にてドキュメンタリー番組『健康寿命120歳を目指す 新たなバイオテクノロジー「タキシフォリン」の奇跡』が放映された。
番組内では、東北大学名誉教授・木村修一氏によるタキシフォリンの認知症や抗老化に関する動物研究を中心に国立循環器病研究センターでのアルツハイマー病モデルマウスへのタキシフォリンの機能性研究などを紹介している。
なお同番組は、現在DHQのYoutubeチャンネルにて視聴が可能となっている。
同社では、今後もタキシフォリンの認知度向上への活動を継続し、将来的には機能性表示食品の取得も目指していく方針だ。担当者は「タキシフォリンは日本国内ではまだ馴染みがないが、この番組を通してアンチエイジングの為、タキシフォリンのような抗酸化物質の摂取が、消費者の中で習慣化してほしい」と話しくれた。