米でグミサプリめぐる論争

2022年11月8日

活況の裏でメディアや専門家の批判

機能性グミ(グミサプリ)は世界的に大人気であるが、各国で健康問題を背景に批判的な声が挙がっているのも事実である。サプリメント大国・米国ではグミサプリ年間市場は日本円で4000億円に迫るなどの統計も出ている。しかし、一般メディアや専門家らがグミサプリの砂糖及びカロリー問題として取り上げるケースも増えてきている。今回は米・大手紙と業界団体の論争を中心に米国でのグミサプリの賛否について報告する。(編集局・花里)

年平均10%以上の成長

 グミサプリは子供から大人までおいしく食べられ、しかも目的の栄養成分を継続摂取できるとあって世界的に人気が高い。わが国でも健康食品市場におけるシェアが徐々に高まってきており、昨今は、製造企業が限られていることから新規受注を受け付けないところも少なくないようだ。それほど商品化が進んでいる分野でもある。  そして米国ではそれ以上にグミサプリに対する人気が過熱している。関連市場を算出する調査は多数あり、直近の年間市場が4000億円弱、年平均で10%以上・・・・・・・・・・続きは「ヘルスライフビジネス」(電子版・紙版※11月1日号)にて掲載

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