トウモロコシ若葉由来「マイジノール」上市/CICフロンティア

2023年4月17日

臨床試験で睡眠の質および気分の改善を確認

 CICフロンティア(東京都港区)では、睡眠の質の改善、ストレスの軽減、気分状態の改善などにアプローチする新素材として、トウモロコシの若葉抽出物「マイジノール」の供給を開始する。

 同社は「健食原料・OEM展2023」に出展【C03ブース】し、4月25日(火)13時40分から「新たな作用機序で体内リズムを直接整える植物由来の新素材~睡眠の質を向上し豊かな日常生活を!!」(第5セミナールーム)と題した企業プレゼンテーションも実施する。

 米国に研究・販売拠点、韓国に製造拠点を持つユニジェン社製の「マイジノール」は、トウモロコシ若葉から独自の製法により抽出・規格化された6MBOAを含むエキス末。6MBOAは、メラトニン受容体に結合し、メラトニン様作用を示すことで入眠を促すことが知られている。同素材は、メラトニン受容体に結合することでメラトニンの体内の合成量を増やし、体内リズムに直接働きかけるといった作用機序を持つほか、臨床試験で睡眠の質および気分が改善することを確認している。

 トウモロコシの若葉は米国での食経験に加え、アフリカではコーンミールをトウモロコシの葉で包んで食べる食経験もあるという。CIC社では、こうした作用機序や臨床データとともに、広範囲に及ぶin vitro、in vivo安全性試験で有害性が認められていないこと、他の素材との配合適正に優れていることなどを特徴に、「マイジノール」をサプリメントやグミなどで提案を進める。また、機能性表示も視野に入れていく。

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