筋肉損傷回復で植物性の新素材を提案/CBC
クロロゲン酸とクルクミンを配合、ヴィーガンにも対応
オンリーワンの機能性原料を取り扱うCBC(東京都中央区、☏03-3536-4750)は、中高年の健康訴求として、グリーンコーヒー豆から抽出したクロロゲン酸とクルクミンを合わせた「GreMin(グレミン)」をラインアップしている。
「グレミン」は、インドの原料メーカーZeusHygia社が開発した独自原料。水溶性のクロロゲン酸と難溶性のクルクミンを独自技術〝バイオフュージョン テクノロジー〟を用いて、加工デンプンで包含することでカプセル化しており、素材特有の苦みを消し分散性を高めた原料となっている。内容はクロロゲン酸が約20%、クルクミンが約10%配合されており、残りはカプセル化に伴う加工デンプン。溶媒には水とエタノールのみ使用しているため、添加物もほぼ無く、安全性も確認済みだ。
機能性においては、ヒト試験にて筋肉損傷回復向上作用を確認。現在、特許を申請中だ。そのほか、筋肉損傷軽減や筋肉炎症軽減などの作用も示唆されており、年内には40~60代の男女健常者60人を対象とした2回目のヒト試験の計画を進めている。
すでにナショナルカンパニーがインドで発売しており、アメリカやドイツでも年内に販売を開始する予定だ。加工しやすいパウダータイプとなっており、耐熱性もあることからカプセルなどのサプリメント剤形だけでなく、グミやプロテインバーといった一般加工食品にも採用することができる。
また、筋肉関連の機能性素材であるカルニチンやHMB-Caと比べ、摂取目安量が500mg/日と少量であり、完全な植物性原料でHealth Canada(カナダ保健省)でナチュラルヘルス製品として製品ライセンス番号(NPN)も取得していることからヴィーガン製品にも対応でき、類似製品との差別化にも適している。
CBCでは、そのほかにも関節痛を緩和する「バイオソルクルクミン」(クルクミンを独自技術でカプセル化)や「ボンオリーブ」(オリーブ葉抽出物)、「プロテタイト」(コラーゲン含有ミネラル複合体)などのフレイル対応も取り扱っている。
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