ナノ型乳酸菌で新特許取得/IHM
2024年4月15日
乳酸菌含有ウイルス感染防御剤としての特許
IHM(東京都品川区)では3月25日、同社で取り扱っている「ナノ型乳酸菌」において新たな製造特許を取得した。
同社では、長野県木曽地方の伝統食である無塩の漬物「すんき漬け」由来の殺菌乳酸菌末「植物性ナノ型乳酸菌SNK」と、ヒト由来の乳酸菌エンテロコッカス・フェカリスで、乳酸菌5兆個を含有する加熱乳酸菌体「ナノ型乳酸菌nEF」の2種のナノ型乳酸菌を取り扱っている。
両素材は、分散処理(ナノ化処理)により菌体同士の凝集を抑えた水分散性に優れた乳酸菌末。菌体粒子(メジアン)径が 1.0ミクロン以下のた め、粘液を通過しやすく、パイエル板をはじめとした腸管壁に到達し、腸管免疫系を介した免疫調 整に効率よく働きかけることが確認されている。
今回の新特許では、「パイエル板到達性を有する乳酸菌末を有効成分とする経口摂取用の乳酸菌含有ウイルス感染防御剤」としての特許を取得し、今後も提案強化を図っていく方針だ。
同社は4月24、25日に「健食原料・OEM展2024」に出展する。展示会では、今回新特許を取得した乳酸菌2素材のほか、プラズマローゲンの最新知見を発表する。
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