EC‐12など腸内フローラを改善する3素材提案/コンビ
乳児の摂取による安全性試験も実施済
コンビ(さいたま市桜区:combi.co.jp)は、腸内フローラ改善素材として殺菌乳酸菌「EC-12」およびアレルゲンフリータイプの「EC-12AF」、殺菌ビフィズス菌「BR-108」の3素材を供給している。
主力素材の「EC-12」は「腸内のビフィズス菌を増やし、腸内環境を改善する機能」のヘルスクレームで機能性表示食品の届出が受理されている。具体的に「ビフィズス菌の増加」の文言を表示できることが強みだ。
ヒト臨床試験では、排便が週2~5回の女性34人を対象に「EC-12」(200㎎/日)を4週間摂取させ、T‐RFLP法を用いて腸内細菌の占有率を測定。プラセボ群と比較したところ、ビフィズス菌占有率の有意な上昇が確認された。
機能性表示食品の届出サポートも対応している。
乳の原材料表示不要の「EC-12AF(アレルゲンフリー)」においても同様にヒト臨床試験を実施しており、2週間の摂取(200㎎/日)で腸内フローラの改善を確認済み。
また、これらは「レジスト乳酸菌」の商標を取得している。1日の摂取に「EC-12」または「EC-12AF」を20㎎以上配合した製品に適用可能で「抵抗力をつける乳酸菌」といったイメージでの認知拡大に向けて提案中。採用件数を増やしている。同社では、腸内細菌叢の改善を介した免疫活性や抗ストレスなどさまざまな機能についても追求している。
さらに「EC-12」は、1歳未満の乳児の摂取による安全性試験も実施済み。同試験は40人を対象とし、医師による最終判定においてすべての被験者で安全性に問題なしと判断された。
一方、「BR-108」は同社が業界に先駆けて販売してきた殺菌ビフィズス菌。汎用性の高さに加え、腸内細菌叢の改善や便通改善をはじめとした豊富なデータを持つ。
同社は5月22日~24日に開催されるifiaに出展し、これらの素材を紹介する。