パッケージ改良で新規顧客にもアプローチ/蜂の宝本舗
SNSも積極的に活用し情報発信
プロポリス専業メーカーである蜂の宝本舗（東京都江戸川区：hachinotakara.com）では、原液からカプセル、キャンディー、化粧品などさまざまな製品を展開し、通販や百貨店の催事などで販売している。
同社は、ブラジル・ミナスジェライス州産の厳選したプロポリス原塊を、国内の自社工場でこだわりの「完全熟成抽出法」を採用し高濃度のプロポリス原液を製造する。植物を材料とした95度の高純度アルコールで抽出。1.5～10年間の長期熟成を経て、成分の安定性が高い中央部を使用する。
主力製品のプロポリス原液「蜂の宝」は、熟成期間によって限定品を含む5つの番手をラインアップしている。
また同社では新規顧客の開拓やプロポリスの若い世代への認知拡大に向け、商品の提案やパッケージの見直し、SNSでの情報発信にも注力する。
プロポリス原液を4倍濃縮しカプセル化を実現した「蜂の寿」は1粒に200㎎(自社原液換算)のプロポリス濃縮エキスを配合し、手軽に摂取できる点が特長。また、プロポリスエキスと粉末をＷ配合し美味しさで差別化を図った「プロポリス専門店のプロポリスキャンディ」はハニーミント味で癖が少なく、ライトユーザーに人気が高い。
プロポリスにDHAをプラスし、幅広い年代の人が飲みやすいよう小粒にした「プロポリスソフトカプセル」は今年2月、より商品特徴がわかりやすいパッケージデザインにリニューアル。コクのある味わいが特徴の「プロポリス入りハチミツ」は、贈答用としての人気の高さも考えデザインにこだわった。
また、XやインスタグラムなどSNSを活用し、キャンペーン開催や体験談やレシピなどを投稿。プロポリスに馴染みない人にもわかりやすい内容を発信しており、フォロワーを増やしている。
また現在は、HACCPに則った衛生管理の見直しなども行い、品質管理を強化中。顧客の信頼に繋げていく。
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