原料相場:クルクミン2万~2万5000円/㎏

2024年7月25日

肝機能から抗炎症、認知機能など幅広い機能性海外では関節、免疫などの分野で注目

ウコンの成分であるクルクミンは日本では肝機能対策素材としてのイメージが強く、多くのアルコール対策商品で採用されている。米国をはじめ海外市場では抗炎症の働きからジョイントヘルス(関節)、免疫賦活などを訴求する製品で主に採用されている。

コロナ禍ではクルクミンの有効性を研究した論文も発表され注目度が高まった。

コロナ禍ではクルクミンの有効性を研究した論文も発表され注目度が高まった

国内でもクルクミンの定着したイメージを払拭するため機能性の研究が重ねられ、原料サプライヤー各社でエビデンスが蓄積されている。 機能性表示食品では「肝機能酵素ALTの低下」「認知機能(注意力、記憶力)の維持」「疲労感の軽減」などのヘルスクレームで受理実績がある。Wヘルスクレームによる届出を提案するサプライヤーもあり、高齢者向け、抗疲労など様々な分野での提案が進められている。

インド産原料が品薄で高騰も懸念

原料価格はクルクミノイド高含有(95%規格)の原料で1㎏あたり2万~2万5000円。中には分散性や吸収性を向上させた高付加価値のクルクミン原料を数万円の高価格帯で供給しているサプライヤーもある。 主要産国はインドやインドネシア中国、日本が・・・・・この後は「ヘルスライフビジネス」7月15日号にて掲載

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